キャリア

技術コミュニティのススメ:キャリア形成への活用法

はじめに

この記事はデータラーニングギルドのアドベントカレンダーの25日目の記事です。

この記事は技術コミュニティを通じてスキルアップやキャリア形成を図る方法を、私自身の経験をもとに解説します。

私が所属している「データラーニングギルド」「キャリアホライズン」「熊井総研」を例に、それぞれのコミュニティで得た成果や課題、そしてそれらをどのようにキャリアに結びつけたのかを紹介します。

 

技術コミュニティのメリット

まず、簡単に各コミュニティの紹介を。

知見の共有とスキルアップ

活動内容

データラーニングギルド」には、データサイエンティストにキャリアチェンジした当初からお世話になっています。最新技術に関する勉強会やディスカッションが活発に行われています。

また、副業の紹介や、スキルアップのためのインターン紹介も盛んです。データサイエンス系のスキルアップを目指す方に、持って来いのコミュニティです。

このコミュニティで学んだ知識を活用し、大手企業のデータサイエンティスト職に転職しました。また、副業で受講生のメンターを務めさてもらっています。

キャリアへの活用

このコミュニティでは、データサイエンス系のコンぺ参加させていただいてデータ分析力を身に付けたり、統計検定勉強会を開催したりして皆で研鑽しました。


キャリアチェンジ直後というのは、先が見えず不安なのですが、皆の頑張りを見て精神が安定しました。

キャリアはマラソンなので、この様のコミュニティは貴重です。

キャリア形成の支援

活動内容

キャリアホライズン」では、キャリア相談やプレゼンテーションスキル向上のサポートを受けることができます。

転職活動の延長で入る方が多いのですが、転職に限らず、キャリリアについて気付かされることが多く良い機会になっています。

私はここで得た知識を活かし、現職への転職を成功させました。

年収交渉ににも大いに役立ちました。

キャリアへの活用

現職に転職後、コミュニティで議論した「転職後1カ月を飛ばす」を実践し、一定の評価が得られたと思います。

また、キャリアはマラソンなので、定期的にメンターと壁打ちすることで、人生設計とキャリアの方向性が合致しているか?見直す良い機会になっています。

実践的なスキルの向上

活動内容

熊井総研」には最近はいったばかりです。AI駆動開発を推進したい有志が集まったコミュニティです。

日本は生産性が低いと言われますし、これから人口が減っていく国なので重要な視点だと思います。

最新の開発ツール、Cursor、v0、Bolt、replitについて議論したり、開発を実践しています。

キャリアへの活用

前者の2つが、中長期視点での人生設計寄りのコミュニティだとすると(あくまで私の主観)、このコミュニティは完全にテック寄りです(笑)

今目の前にある開発課題を解決したいという意欲で溢れています。

私も現職はITコンサル会社でエンジニアをしていますので、業務に役立つことがありそう!と思い入会しました。

技術コミュニティのデメリット

"デメリット”、と言うのは表現が不適切です💦

時間的リソースの分散

複数のコミュニティに所属することで、どの活動に集中すべきか悩むことがあります。

時期・時代により集中したい課題が違うため、どうしても活動の濃淡が出てきます。

生成AIの力で、24Hrを36Hrくらいに拡張したいです。

知識の断片化

得られる情報が多岐にわたるため、学んだ内容を実務に適用できる形で整理することが重要です。

私は学んだ知識をOneNoteにまとめ、プロジェクト(仕事)に活用しています。

費用面の負担

有料のコミュニティもありますが、自己投資と考え、得られる価値と費用を比較検討しています。

まぁ、長期目線でのリターンを考えると取るに足らないですね。

 

技術コミュニティを最大限活用するためのポイント

活動に積極的に参加する

勉強会やプロジェクトに積極的に参加し、自分のスキルや知見を共有することで、コミュニティ内での信頼を得られます。

また、業務知識等、メンバーに役立つことがあれば共有しましょう。Give and Takeの精神で。(もちろん、企業機密に触れない範囲で)

スキルをアピールする

ライトニングトークやSlackでの発言を通じて、自分の技術力を示す機会を増やしましょう。会社でのアピールの練習になります。

自分の状況をキーマンに伝える

自分のスキルセットや副業の希望条件を運営者やプロジェクトリーダーに伝えることで、適切な案件が紹介される可能性が高まります。

まとめ

技術コミュニティは、スキルアップやキャリア形成において非常に重要な役割を果たします。

私が所属する「データラーニングギルド」「キャリアホライズン」「熊井総研」で得た知見は、現在の職務やプロジェクトに大きく貢献しています。

これから技術コミュニティに参加しようと考えている方は、この記事を参考に、自分に合ったコミュニティを見つけて積極的に活用してください!

未来の可能性は、あなたの行動次第です。

 

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マルチンゲール

材料工学専攻 ▶大手メーカーで生産技術▶データ解析の技術者派遣▶大手メーカーでデータサイエンティスト ▶外資コンサルでAIエンジニア | データ解析やキャリアについて発信します|特許登録8件、経産省AI Quest2期修了

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